ダイエット目的にトレーニングや運動をしていたら運動が習慣や趣味になる方はとても多いです。
最近ではトレーニングが趣味であったりジムに通う女性も増えましたが「妊娠すると長い期間運動が出来なくなってしまうのではないか?」という不安を持つ方も多いと思います。
今回はそういった方に向けて妊娠中におすすめの運動の紹介と、運動をしていい時期についての説明をしていきます。
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妊婦さんといえば絶対安静というイメージがある為、妊娠したら出産までの期間運動等は控えておとなしくしなければいけないと考える方も多いです。
もちろん胎児の安全や妊婦さんの健康が第一ですので無理な運動は厳禁ですし、安静にするのが一番というのは間違いありません。
ですが運動が趣味であったりストレス発散の為に運動をしている人が急に長期間運動をできなくなるのもストレスになってしまいますよね。
妊婦さんは本当に出産まで安静にしなくていけないのか、どの期間であれば運動をしてもよいのかという事を「妊娠の初期・中期・後期」に分けてご紹介させていただきます。
妊娠してから16週目までの初期段階では個人差はありますが、つわりがある為生活を送るだけで一苦労です。
様々な不調と付き合っていくことになりますので普段の日常生活では、肉体的にも精神的にもなるべくストレスを与えないようにして安静にしておくべきである為この時期の運動は控えた方が良いでしょう。
ストレス解消のために適度な散歩やウォーキング程度であれば心配は少ないと思いますが、息を切らしたしり全身に疲労感が貯まってしまうような激しい運動は流産の原因ともなります。
出産には体力も必要ですので適度に運動を行うのは良いですが、運動量や強度、健康状態によっての運藤の可否についてはかかりつけの産婦人科医とよく相談しておこなってください。
妊娠中期である17週から28週は安定期と呼ばれる期の為、つわりも落ち着き運藤をしても問題の少ない時期といえる為、この時期に運藤を行うことで出産に向けた体力の向上や、体重増加による高血圧や糖尿病などの病気の対策をとることが出来ます。
妊娠中は運動不足になりやすいので日常的に意識して一日15分から30分を目安に、
激しくない運動をするようにしましょう。
もちろん母子ともに安全を確保する事が一番大切ですので体調管理はしっかりと行い、不調を感じる時や疲労感を感じる時は運動を中止して休むようにしましょう。
そして妊娠中は基礎代謝が向上する為普段以上に水分を摂らないと脱水症状を起こす危険性がありますので、運藤をする際はこまめに水分を補給するようにしてください。
29週から出産までの妊娠後期は出産の準備を身体がする期間でありこのころにはお腹も大きくなっており、普段の生活の中の動きも大変になってきます。
お腹を圧迫するような動きは避けなくてはいけませんし、転倒等の危険性を回避するためにも激しい動きは控えなければいけない時期です。
そのため、運藤等は避けて安静にしていた方が良い時期に思えますが、出産月でも運藤は適度に続けるべきです。
出産は非常に体力を消費しますので体力不足になることは避けなくてはいけないため運藤は継続するべきですし、運動やストレッチによって股関節を柔らかくすると出産をスムーズに行うことが出来ます。
もちろん産婦人科医やかかりつけ医から運動に関する注意などがある場合は必ず従いましょう。
妊娠中も体力が必用になる為運藤はするべきだとご紹介させていただきましたが「どういう運藤をすればよいかわからない」という方もいると思います。
妊娠中にオススメの運藤はどういったものがあるのか、また注意点等も併せてご紹介いたします。
ウォーキングは強度も高くなくお腹に負担もかかりにくい為オススメの運藤といえます。
妊娠中は安静にしなくてはいけないため家にこもりがちになることも多い為、晴れた日に外を歩くことは気分転換にもつながりますし、太陽の光を浴びないとセロトニンという神経伝達物質が分泌されなくなってしまいます。
セロトニンが分泌されなくなるとストレスや疲労感を引き起こす可能性がありますので、日の光を浴びながらウォーキングする事は体力以外の面に関してもメリットのある運動といえます。
家の外を歩く運藤の為外出先で体調不良になってしまう場合もありますので、ウォーキング中に体調がすぐれなくなった場合はすぐに休憩しましょう。
もちろん水分はこまめに補給しなくてはいけませんので、ウォーキングをする際は水分を常に携帯するようにしましょう。
太ももや下半身のトレーニングの代表的な種目であるスクワットですが、スクワットは妊娠中のトレーニングとしても効果的です。
スクワットは下半身のトレーニングのため出産に必要不可欠な筋肉を鍛える事が出来ますし、出産時に伸縮する重要な筋肉も鍛えることが出来る為出産がスムーズになるというメリットがあります。
スクワットはトレーニングの中でも非常に強度が高い種目ですので、妊娠中の方が行う場合は体力的に無理の無い範囲で行う必用があります。
めまい等により転倒等の心配もありますので、妊娠中にスクワットを行う場合は壁や机に手をついて行う等工夫をして安全面を確保しましょう。
臨月に入ってからもスクワットを行っても良いかはかかりつけ医に相談の上行ってください。
マタニティヨガは妊婦さんでも無理なく行うことのできるヨガの事で、腹部を圧迫しない姿勢であったり運動強度の低いポーズをメインに行うヨガを指します。
ゆっくりとした動きで深い呼吸をしながら行うヨガの為母子ともに負担の少ない運藤の為、妊娠中でも安心しておこなえますし、運藤が苦手な人やヨガの経験がない方でも安心しておこなえる運藤です。
マタニティヨガには様々なメリットがあります。
一つ目は妊娠中でも安心しておこなえる有酸素運藤であるという点です。
激しい運藤が出来ない妊娠中ですが有酸素運藤は心身の健康を保つうえで必用になりますので、定期的に行う事でストレスの発散や深い呼吸をしながら行う為リラックスする事のできる効果もあります。
深い呼吸をしながら姿勢を正すヨガは血行の改善や身体の不調を整える効果もありますし、妊娠することによって大きくなったお腹の影響で歪みやすい骨盤を正常な位置に整えることもできます。
妊娠中は精神面も肉体面もデリケートな時期ですので運藤強度の低く、深い呼吸をしながら心身共に整えてくれるヨガはオススメです。
ですが運藤強度が低いとはいえ運藤ですので無理は禁物ですし、ヨガの最中に転んでしまったり物にぶつかってしまう危険性もありますので、ヨガをする際は周囲に物がなく安全を確保した状態で行うよう心掛けましょう。
マタニティスイミングはスイミングスクールやプール付きのジム等で行われてる妊婦さん向けの水中運動プログラムです。
妊娠中にわざわざプールに向かうのも大変だし、水着に着替えたり髪を乾かしたりするのが面倒と感じてしまいメリットが感じられない方もいるかもしれませんがマタニティスイミングにももちろんメリットはあります。
水中での運藤の場合浮力が働きますので体への負担が少ないまま全身運動を行えますし、陸での運藤と違い転倒等の危険性が無い為安全に全身運藤を行い体力をつけることが出来ます。
プールでの運動の場合汗をかいた実感がわきにくく水分不足に気づきにくい事があります。
妊娠中は普段より水分が必用になる為汗をかいてないと感じてもこまめに水分をとるようにしましょう。
マタニティスイミングをする前も念の為かかりつけの医師に相談し、注意点等が無いか確認をとるようにしましょう。
妊娠中にオススメの運藤と運動が出来る時期についてご紹介いたしました。
妊娠中は母子ともに健康と安全が第一でありデリケートなため、医師の指示に従い自身の健康状態を細かくチェックする必要があります。
運動をすることで出産に必用な体力をつけることや出産の準備をすることもできますので、安全に配慮しながら、自分にあった運動を行う事で妊娠中でも運藤を楽しみましょう。